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カリキュラム基本構成

3.おわりに
これら総合政策学部の共通した特徴は現実の世界を的確に認識し、総合的な観点と方法によって政策を立案・実行できる能力を育成することである。その為、従来の社会科学の枠を超え、横断的な知識の再編成を行い、問題解決型の新しい教育を提供している。総合政策学部では、その内容は大学によって相違はあるものの、政策が行われる組織主体から眺めると、政府自治体、病院、学校、財団、劇場などの非営利組織、民間組織、国際レベルの組織がある。これらの対象について、政策の決定過程、個別具体的な政策分析、経営管理分析を中心とする。また、国際政策分野では国際関係法、比較文化、地域研究などの基本的知識と方法を修得し、外衣政策、経済政策などの国際的比較分析を行っている。
コース内での履修は学生の主体的選択がなされ、問題発見能力、問題解決能力んどの発見に重点が置かれている。いずれの大学でも、語学・情報を含めた基礎教育が重視され、外国語、コンピューターを駆使して、考え、対話できる人間育成を教育目標にあげている。
(外山公美・福島康仁)
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